吟味をしっかり、、、(オークス回顧)

人気は人が決める、とはよく言うのだけれども、これはしっかり吟味をする力、見極めを予想する自分自身が磨かねばいけない。

 

先週にしても、ソダシの人気はみくびられた。

今週も割れた人気になったとは言え、サークルオブライフの1番人気、スターズオンアースの3番人気、どちらが正しい?となる訳だ。

 

結果、スターズオンアースが優勝して単勝650円、複勝230円というマイルドな配当。これを見逃す手はない。

 

桜花賞は7番人気での優勝だったことがマイナスだったのか、1番人気のオッズに比べると評価が低すぎる。ましてや2番人気のアートハウスとせっていたので、アートハウスは過大評価かな?と思い、狙いを下げざるを得なかった。

 

ヒモ荒れの傾向もあるので、いかに力があって評価されていない馬はどれだ?と探してみると、ナミュールの3着は読み切れて、信じた人ならばいけただろう、、、某芸人の本命が悉く飛んでいるという都市伝説も影響は少なからずあっただろうが。

 

しかし、一度の失敗を続けてはしないところが、さすが横山武史騎手。馬に力がある証明を今回も見せてくれた。

 

スタニングローズはフラワーC1着の評価が薄かったと見ている。直結しないデータもあるが、阪神JFチューリップ賞桜花賞のローテで挑む馬の成績がさほどでない、というコラムもあり、来るなら全くの別路線を狙え、という見方もできる。ナミュールはこの路線でチューリップ賞は勝てたが、G1で4着、10着と2回1番人気で飛んだことからも、力を出し切っていない余力に赤松賞の勝ち方から、東京であれば、というタイプだったかもしれない。

 

スタニングローズに戻るが、重賞は4回走って【1 0 1 2】だが、全て掲示板。サウジアラビアRCは僅差の3着だから、人気の盲点だったかも知れない。また、キンカメ直仔は着には来れるというデータもあり、22日の東京で乗れていたレーンであれば、押さえていい穴馬だったのだろう。

 

サークルオブライフは出遅れが全て。レース前にテンションが上がっていたという話もあったらしいが、待たされたことも多少影響ありと見ていいのかも。ただ、思ったより差し脚が伸びなかったので、距離も長いのかもしれない。

 

アートハウスは先行して伸びず。

2走前の6着敗退が気になってはいたが、メンバーが楽だった前走の勝ち方を評価しすぎた。

 

ウォーターナビレラはもう少し前で競馬しても良かったかも知れないが、距離が伸びていいとは結果からは言えない。

 

大外枠でもルメール騎手はさすがの騎乗。位置どりもすんなりで絶妙なタイミングで直線伸びた。桜花賞も狭いところをこじ開け、怯む事なく差し切ったのだから侮られたと見ていいだろう。勝ち方も良く、無事に行けば三冠のチャンスはある。血統の裏付けも確かだし、二冠を達成した今ならば、文句のつけようがないはずだ。